2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

プレイバックCoSTEP

プレイバックCoSTEPさんのブログで、国際シンポの様子が紹介された。http://hos.sci.hokudai.ac.jp/pbc/日本でのサイエンス・カフェの認知度は高くなったが、コンセンサス会議など市民参加型テクノロジー・アセスメントの手法についての認知度はまだ高くない…

ダダ漏れ??

最近気になる言葉のひとつ。CoSTEP関係の5号館先生も、「ダダ漏れ」を使っておられる。「ダダ漏れ」っていったい何者?5号館先生も書いておられるが、工夫しだいで「ネット中継×α」が、教育技術としても使えそうだ。 教育方法学を学ぶ学生としては、とても興…

ジュニア・サイエンス・カフェを企画

北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット(CoSTEP)修了生の企画として、札幌ファクトリーでジュニア・サイエンス・カフェを実施したのは、2007年7月31日(火)のことだった。サイエンス・パーク2007においてジュニアサイエンス・カフェを行ってほし…

ナノテクノロジーのサイエンス・カフェ

CoSTEPを3期本科生として受講していた頃、ナノテクノロジーのカフェを企画した。2007年12月15日(土)に行われた第27回サイエンスカフェ札幌、「ナノって何ナノ?〜みんなで語ろう科学技術の未来〜」がそれである。ゲストには、北海道大学電子科学研究所ナノ…

国際シンポジウム「日本の科学技術コミュニケーションのこれから」

北大CoSTEP主催で、昨日、一昨日と、標記のシンポジウムが開催された。1日目は科学技術コミュニケーションに関する「コンテンツ」、2日目が「場の創造」がテーマで、各3名ずつのシンポジストが発表された。http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/sympo/program.h…

センター試験生物、染色体は何本?

センター試験が終わった。昨日の札幌は大雪で、受験生は会場まで行くのに大苦戦していたようだ。多くの大学で1時間遅れた開始となり、その点の対応は良かったと思う。(追記;その後、北海道教育大札幌校などで1時間遅らせても試験に間に合わない受験生が多く…

科学史と理科教育

10年ほど前から、科学史を理科教育に活かすことについて研究をしている。実は今の研究もその延長上にあって、そういう関係から、現在読んでいる本はこんな本。この本の書評は、読み終わってから書くことにしよう。我らの時代のための哲学史―トーマス・クーン…

科学技術コミュニケーション

科学技術コミュニケーションに関する動向については、平成16年の『科学技術白書』を読みはじめて知った。2004年のことだった。そこで、これに関する科研(科学研究費補助金)をとろうと思い立ち、2005年度に「生命科学の史的発展と社会との新しい関係づくり…

科学リテラシー

科学(的)リテラシーの議論が再燃している(例えば、『理科教室』2010年1月号、『科学教育研究』Vol.32(4)2008年)。日本においてこの研究が活発化したのは、AAAS(1989)のScience for All Americans 以降、1990年代以降であるが、それ以前にも前史があった…

STS教育を再考する

日本の場合、STS教育(科学‐技術‐社会の相互作用についての教育)の最大のピークは1990年代であったろう。しかしながら、現在に至るまで、STS教育はうまくいったとは言えない状況のようである。なぜだろう?その原因は複合的なものと考えられるが、いくつか…

斎藤喜博『授業:子どもを変革するもの』を読む

斎藤喜博氏が、群馬県佐波郡島村で校長をしていた11年間の島小学校での授業実践を基に書き上げた著作。子どもと教師が真剣に教材に向き合う格闘の様子とともに、高いレベルの授業がもつ、創造性、芸術性、等々が描かれている。今日、表面的な教育技術の獲得…

科学・技術・社会と教育

北海道で、科学・技術・社会の関係(+歴史)について学びつつ、それを教育に生かしていく方法を研究しています。これまで何度か挑戦したものの3日坊主だったブログに、改めて挑戦してみることにしました。